有松・鳴海絞りのご紹介

絞りで有名な町「有松」は、江戸時代の初期、徳川家康が江戸に幕府を開いて間もない頃(1608年慶長13年)に、絞り開祖である竹田庄九郎らによって誕生しました。
「有松絞り」の歴史は古く、尾張藩が藩の特産品として有松絞りを保護し、竹田庄九郎を御用商人に取り立ててから、400年以上もの間、大事に受け継がれてきました。
多くの旅人が故郷へのお土産にと、絞りの手拭、浴衣などを買い求め、これが街道一の名産品となり、その繁栄ぶりは、北斎や広重の浮世絵に描かれました。
有名な「鳴海の宿」は有松を描いたもので、「名産有松絞り」と記してあります。
200年の歴史の繁栄と日本建築の美しさが息づく町並みは、東海道随一の貴重な文化財です。
東海道「有松の街道」は、名古屋市の町並み保存指定第一号として、また全国町並み保存連盟の発祥地としても知られています
伝統の絞り技法は、100種類にも及び、その中でも、「有松・鳴海絞り」は日本の絞り生産地のうち、約90%以上をも占めています。
400年の創意と工夫が、国内だけでなく、世界でも最高の技術を現代まで受け継がれたゆえんでもあります。

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