臥龍(がりゅう)のサクラ
岐阜県高山市一之宮町・臥龍公園
国の天然記念物
飛騨・美濃さくら三十三選
国の天然記念物
飛騨・美濃さくら三十三選
臥龍桜は推定樹齢が1,100年のエドヒガンザクラで、大幢寺(だいとうじ)の境内にあるため「大幢寺の大桜」と呼ばれていました。
昭和初期に、一本の大枝が横に伸びたその姿が臥せる龍のようであると、大幢寺住職により「臥龍桜」と名付けられました。
台風被害などで一時は枯死寸前になりましたが、多くの人の尽力により見事な花を咲かせるまでに復活しました。
開花の時期は4月中旬〜下旬で、開花に合わせ「臥龍桜・桜まつり」が催されます。
ちなみにこの臥龍桜とは無関係ですが、長野県須坂市にも桜の名所「臥竜公園」があり、ほど近い興国寺には「臥竜“梅”」があります。
「臥龍のサクラ」は、1973年(昭和48年)5月26日に国の天然記念物に指定されました。