新境川堤の桜:各務原市

新境川堤(しんさかいがわつつみ)の桜 百十郎桜(ひゃくじゅうろうさくら)

  • 岐阜県各務原市・新境川堤
  • 日本さくら名所100選
  • 飛騨・美濃さくら三十三選
新境川堤の桜は、各務原市を流れる新境川に沿い、約2,500の桜が約13kmにも渡って植樹されて、桜の開花シーズンはまさに「桜回廊」となります。 この桜並木は、水害の多い境川の水を各務原の中流部から木曽川へ流ための「境川放水路」が1930年(昭和5年)に完成した際、各務原出身の歌舞伎役者「市川百十郎(いちかわひゃくじゅうろう)」が、竣工記念と工事犠牲者の鎮魂のために1,200本のソメイヨシノを寄付し、水路の両岸に植樹したことから生まれました。 戦中・戦後に物資不足により多くの桜の木が伐採されてしましましたが、1963年(昭和38年)各務原市の発足を機に再び植樹が始まり、境川放水路の両岸を5kmに渡って続く桜並木になりました。 境川放水路を含む境川は「新境川」とも呼ばれているため、「新境川堤の桜」と親しまれています。また1983年(昭和58年)にこの桜並木を市川百十郎にちなみ「百十郎桜(ひゃくじゅうろうさくら)」と名付けています。 各務原市では「桜回廊都市計画」を掲げてさらに桜の植樹を続け、今では百十郎桜を含む31kmもの桜並木となり、市街周辺をぐるりとを取り囲んでいます。 開花の時期は3月下旬〜4月初旬の頃。開花時期は桜並木を“ぼんぼり”などでライトアップし、また多くの屋台も出ています。また土・日の2日間「各務原市桜まつり」が開催され、周辺施設で多くのイベントも行われています。 1990年(平成3年)日本さくら名所100選に選定されました。

外部リンク 各務原市観光協会・かかみがはら観光情報>新境川堤

「新境川堤の桜」についてツイートする 所在地:岐阜県各務原市蘇原大島町~大佐野町(境川放水路両岸)

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