揖斐二度桜:大野町

揖斐二度桜(いびにどざくら)

岐阜県揖斐郡大野町・揖斐二度ザクラ公園
国指定天然記念物
飛騨・美濃さくら三十三選
揖斐二度桜(いびにどざくら)は、ヤマザクラの変種と考えられており、一つの木の枝毎に「一重」と「八重」、異なったの2種類の花が咲きます。
八重の花は、一度しぼんでから再び開花することから、「二度桜」と名づけられました。二度咲きするのは1本の桜の木で数個の花のみだそうです。
この桜は、2つの小さな古墳の上にたっていて、幹の周囲は160cm、高さは8m、樹齢は140年と推測されています。
1923年、希少価値が認められ国の天然記念物に指定されました。2009年には3本が追加指定され、現在計4本が指定されています。
1838年、初代の揖斐二度桜は暴風雨の為倒木。この初代の根元からの若芽を育てて2代目として復活ましたが、この2代目も昭和初期の1934年に枯れてしまいました。この2代目根元からでてきた4本の若芽を育て上げたのが、現在の揖斐二度桜(3代目)です。
例年4月中旬~下旬が見ごろです。学術的に大変貴重な桜ですので、一度見てみるとよいでしょう。

外部リンク:大野町ホームページ>揖斐二度桜
所在地:岐阜県大野町大字南方字二度桜184-1

このページを評価してね!(SNSアカウント不要・ハートをクリック)励みになります。

いいね! (まだ「いいね!」がありません)
読み込み中...

AG-8.SHOPでは、地元のユニークな商品を揃えています。好評販売中です!