霞間ヶ渓(かまがたに)の桜
- 岐阜県揖斐郡池田町・霞間ヶ渓公園
- 国の天然記念物
- 日本国指定名勝
- 飛騨・美濃さくら三十三選
霞間ヶ渓は、池田山の東側の渓谷に7種類余り1500本以上の桜が見られる景勝地です。
ここにはヤマザクラ、エドヒガンザクラ、シダレザクラなどが自生しており、19世紀中頃の江戸時代には桜の名所と知られていました。
そこへ大垣藩が治山のためにソメイヨシノを植樹したことで、春には満開の桜で谷が霞がかったように見えるほどになり、地名も「鎌ヶ渓」から「霞間ヶ渓」へと字が変わったそうです。
また、北へ2.5kmほどの「大津谷(おおつたに)公園」にもヤマザクラ、ソメイヨシノの桜林があり、こちらもお花見に人気の場所です。
霞間ヶ渓は東海地方有数の桜の名所と知られ、日本桜の名所100選にも選定されました。
また、秋には紅葉の名所にもなっています。
開花の時期は、四月上旬の頃。桜の開花時期には、公園近くの施設「さくら会館」にあるシダレザクラがライトアップされます。
「霞間ヶ渓」は、1928年(昭和3年)2月17日に国の天然記念物・日本国指定名勝に指定されました。
外部リンク 池田町役場>観光情報>霞間ヶ渓