おおたザクラ:白川村

おおたザクラ(白川村)

岐阜県大野郡白川村・本覚寺境内
白川村指定天然記念物
岐阜県指定天然記念物
飛騨・美濃さくら三十三選
岐阜県大野郡白川村にある一本桜で、樹齢約200年と樹齢約100年の2本の八重桜です。
世界遺産に登録されている白川郷荻町地区の本覚寺(ほんがくじ)の境内にあります。
地元ではもともと八重桜の品種名から「塩釜桜(しおがまざくら)」と呼んでいましたが、1969年(昭和44年)に植物画家の太田洋愛(おおたようあい)が、花弁が約40枚の通常の八重桜とは異なる桜であることに気づき、詳細な写生と枝を1本持ち帰って植物学者らに調査を依頼したところ新種に認定され、太田洋愛の名前よりオオタザクラ(学名:Prunus lannesiana cv. Ohta-zakura)と命名されることとなりました。
特徴として花弁が90枚以上、めしべ15~20本という大型の八重桜で、本覚寺の境内にだけあります。
古来より開花期(例年5月中旬)を作物の種まき時の目安にしていました。
鎌倉時代、後鳥羽天皇の第十二皇子で親鸞聖人の弟子・嘉念坊(かねんぼう)が下附したという伝説もあります。

例年の見頃は5月中旬ごろです。

外部リンク:白川村役場>おおたザクラ
所在地:岐阜県大野郡白川村荻町385

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