愛宕公園(あたごこうえん)
墨染め(すみぞめ)の桜
岐阜県郡上市八幡町・愛宕公園
飛騨・美濃さくら三十三選
飛騨・美濃さくら三十三選
郡上市内の愛宕山にある「愛宕公園(あたごこうえん)」内に約100本の桜が植えられています。
また、公園の南隅に、樹齢400年の「墨染めの桜」があります。
吉田川を挟んだこの公園の対岸には戦国時代より郡上八幡城があり、城主・遠藤慶隆(えんどうよしたか)が郡上を治めていました。
しかし豊臣秀吉に反目したことで郡上八幡城を追われてしまい、替わって“稲葉貞通(いなばさだみち)”が城主となりました。
関ヶ原の戦いで稲葉貞通の本隊が出払っていると知った遠藤慶隆は、対岸の愛宕山に布陣し城を奪還すべく攻め込みました。
城攻めを知った稲葉貞通が郡上八幡城に戻ると戦いは激化、両軍共に多大な痛手を負ったため和議となりました。
そして徳川家康の裁定により、遠藤慶隆は郡上八幡城主に戻り美濃国八幡初代藩主となり、稲葉貞通は転封し豊後国臼杵初代藩主になりました。
この「八幡城の合戦」を偲んで遠藤慶隆が桜を植えたと言われているのが「墨染めの桜」です。
桜の見頃は4月上旬から中旬で、「墨染めの桜」の名は、遠くから眺めると花弁のまわりが墨を刷いたように黒く見えるところから付けられました。
外部リンク:咲人の会 with Gujo Hachiman
また、公園の南隅に、樹齢400年の「墨染めの桜」があります。
吉田川を挟んだこの公園の対岸には戦国時代より郡上八幡城があり、城主・遠藤慶隆(えんどうよしたか)が郡上を治めていました。
しかし豊臣秀吉に反目したことで郡上八幡城を追われてしまい、替わって“稲葉貞通(いなばさだみち)”が城主となりました。
関ヶ原の戦いで稲葉貞通の本隊が出払っていると知った遠藤慶隆は、対岸の愛宕山に布陣し城を奪還すべく攻め込みました。
城攻めを知った稲葉貞通が郡上八幡城に戻ると戦いは激化、両軍共に多大な痛手を負ったため和議となりました。
そして徳川家康の裁定により、遠藤慶隆は郡上八幡城主に戻り美濃国八幡初代藩主となり、稲葉貞通は転封し豊後国臼杵初代藩主になりました。
この「八幡城の合戦」を偲んで遠藤慶隆が桜を植えたと言われているのが「墨染めの桜」です。
桜の見頃は4月上旬から中旬で、「墨染めの桜」の名は、遠くから眺めると花弁のまわりが墨を刷いたように黒く見えるところから付けられました。
外部リンク:咲人の会 with Gujo Hachiman
所在地:岐阜県郡上市八幡町島谷