寺尾ヶ原千本桜公園:関市

寺尾ヶ原千本桜(てらおがはらせんぼんざくら)公園

岐阜県関市武芸川町・寺尾ヶ原千本桜公園
飛騨・美濃さくら三十三選

寺尾ヶ原千本桜(てらおがはらせんぼんざくら)公園は、岐阜県関市にある公園で約1,000本ものソメイヨシノが植えられ、桜並木が県道沿い2kmにわたり咲き乱れています。
山深いここは昔から“寺尾坂”と呼ばれる急勾配の坂があり、交通の難所となっていました。昭和初期に自動車が通れる道路が作られ、終戦後の1951年(昭和26年)11月、待望のバス路線が開通しました。
この明るい話題に湧く地元の人たちの間で、桜を道沿いに植えようという気運が高まりました。桜なら夏は葉が茂って木陰を作り、冬は葉が落ち雪を解かす陽射しが差し込み、春は花が楽しめるからです。
そしてサンフランシスコ講和条約締結の半年後の1952年(昭和27年)3月、平和の願いをこめて住民総出で300本の桜の苗木が植えられ、これが寺尾ヶ原千本桜の始まりとなりました。

シーズン中には並木沿いに「ぼんぼり」が飾られ、たくさんの屋台でにぎわいます。夜間にはライトアップもあり、桜のトンネルがとても幻想的です。
見頃は4月上旬~中旬です

外部リンク 関市ホームページ>寺尾ヶ原千本桜公園

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所在地:岐阜県関市武芸川町谷口字寺尾

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