浄福寺(じょうふくじ)のしだれザクラ
岐阜県下呂市・浄福寺境内
下呂市指定天然記念物
飛騨・美濃さくら三十三選
下呂市指定天然記念物
飛騨・美濃さくら三十三選
鐘桜のかたわらに雄大に咲き誇るこのしだれ桜は、別名「遊女桜」とも呼ばれ、市指定天然記念物で、推定樹齢200年と言われています。
地上まで枝を垂らした姿は、しなやかで美しく、飛騨・美濃さくら33選にも選ばれています。お寺の山門と鐘楼と枝垂れ桜のバランスが見事です。
〜遊女桜の由来〜
享和3年の春、浄福寺の梵鐘が江戸新吉原の妓楼、山城屋等によって寄進された際、江戸よりはるばる飛騨の山中へ運ばれることとなりました。
この時遊女たちの希望で新吉原の夜の艶を添えていた桜の一枝が梵鐘と共に運ばれ、鐘楼のかたわらに植えられたといわれています。
例年の見頃は4月中旬〜下旬ごろです。
外部リンク:下呂市公式観光サイト 下呂たび>浄福寺の桜
所在地:岐阜県下呂市小坂町小坂町(浄福寺境内)